弁護士板倉　インタビュー

板倉：熱くなる当事者が多い分野なのですが、そんな中私は淡々と冷静に事件解決に向けて交渉や、訴訟を行うことで問題の本質を取り違えないことですかね。離婚問題は、冷静に行うのがポイントだと思います。全体像をしっかり把握することも大事ですね。あとは人柄として、温和はイメージなのでそれがまた功を奏したりします。

板倉：なかなか自分では難しいですが、客観的に考えて、離婚相談の特徴として、それぞれのご夫婦によって、今抱えている問題や背景が異なるため、その人ごとに解決方法を考えなければいけないということがまずあります。常識などにとらわれずに人や物事を見るのは昔からでして、そういうのには自信があるんですよ。

板倉：まあ難しい反面、言い方を変えれば、形式的に解決方法が決まらない分、 色々な解決方法を考えることができると思うんですよ。まあ、その分相談時間もかかるのですが、相談者様の話をじっくり聞いた上で粘り強く考えるというところは、自分の強みでもあると思いますので、そこらへんを信頼してくださって、依頼をいただいているのかもしれませんね。

板倉：もちろん相談は可能ですよ。明らかな離婚原因じゃないとしても、１００％諦めなきゃいけないかというとそんなことはないですし、解決方法は限られてくるかもしれませんが、その中でも何ができるのかを一緒に考えるということはできます。初回の法律相談を無料にしているのも、ご自身で判断できない問題について相談をしてみたい方に、費用の負担がないように考えておりますので、もし悩んでいることがあるのであれば、まずは相談をしてみるということをお勧めします

板倉：心がけていることですか…。どんな相談でも言えることかもしれませんが、初めて相談に来られる方の中には、緊張して話がうまく伝えられなかったり、考えがまとまっていなかったりする方も多くいらっしゃいます。まあ、こういう場が慣れていないのも当然のことだと思いますので、相談者様のお話しを急かすことなく、じっくりと聞き、その人にとって、何が最善なのかを考えることを心がけています。

板倉：もちろん大丈夫ですよ（笑）。こちらも、相談者様が専門的な知識がないという前提で相談を受けていますし、まあ、予約をとって法律事務所に来るという経験も、人生においてそうはないと思うので、遠慮せずになんでも聞いてくださっていいですし、疑問に思う事は全て聞いてください。
もちろん、聞いた上で意味のないことであれば、それはちゃんと伝えますから、自分で判断するのではなく、隠さずに正直に話してもらった方が、よりよい解決策を出せると思うので、全て話していただいて大丈夫です。
逆に、話していただかなかったことで、誤解が生じたままですと本来解決できた問題が、解決できなくなるということにもつながるかもしれないですし。
聞きたいことをメモなど簡単にまとめてきていただくのもいいかもしれませんね。

板倉：そうですね、離婚相談の場合には特に身近な相手との問題になる分、解決まで時間がかかる場合も多いんですね。その時に、そもそも依頼者様との信頼関係が出来ていなければ解決が難しくなるので、決して一方通行になるのではなく、お互いにとって良好な信頼関係を保てることが一番になるのかなと思います。

板倉：敷居が高いという意味が、費用のことの場合と、または弁護士のイメージで堅そうとか怖そうとかという意味でおっしゃっているとは思うのですが、敷居が高いという意味が費用ということであれば、収入に関わらず、どんな方でも相談しやすいように、初回の相談は無料となっておりますし、また、相談したからといって、受任を強制することもありませんので、そこは心配されなくて大丈夫ですよ。 敷居が高いという意味が弁護士のイメージで堅そうとか怖そうとかいう意味の場合でいうと、うーん…未だかつて、私自身は人から怖いと言われたことがないので（笑）、どうなんでしょうね。えーと、怖いでしょうか？

板倉：まあ、どんな相談でも言えることですが、最初不安な表情で来られた方が、帰るときには笑顔になっている姿はこちらも嬉しいので、一人で悩まずに、まずは相談していただければと思います。